岡山駅前にスタジオを構える津軽三味線とピアノのユニット、櫻根座さんからのお誘いで、岡山で演奏のお仕事をさせていただきました。
プログラムは民謡、演歌、歌謡曲、盆踊り、タンゴなど、和楽器である津軽三味線と、サックス、ピアノという洋楽器の垣根を越えてのコラボは、とんでもなく楽しかったです。
お越しくださったお客様が、演奏に合わせて手拍子や歌、踊りで参加してくださり、時には涙を流す方もおられたりと、日本の伝統音楽によって現地の方々と心が通い合ったひとときでした。
この日の演奏の様子を少し👇
第二の故郷、岡山
大学を卒業してすぐ、岡山市の楽器店に勤めた私は、新卒からの三年間を
岡山で過ごしました。
誰も知り合いがいない 知らない町で、コネもツテも何もないところからの社会人スタートでした。
ここで徐々に自分の環境が築かれていったことは、その後の私の自信になったのだと思います。
そしてこの頃の出会いは今も大切な宝物です。
櫻根座のお二人とはこの頃からの友人で、20数年来のお付き合いになります。
コロナ禍直前に一緒に演奏させてもらって以来、5年ぶりの今回の岡山旅は、そんな青春時代を振り返りながらの何ともせつない気分に浸る良い旅となりました。
では、また。