あなたの知らない管楽器リペアの世界

サックス教室

先日、大阪の管楽器リペア工房リズム&ハーモニーさんから、

リペア師(修理をする人のこと)の永井さんにお越しいただき、

サックスリペアについての講習をしていただきました。

受講生は私一人。

朝10時にスタートして、お昼休憩をはさみ

終了したのが夕方5時でした。

今まで、ちょっとでも楽器の調子が悪くなったら

すぐにリペアの方に診てもらっていたので

リペアの勉強は全くの初めてだし、

リペアを自分でしようなんて考えもしませんでした。

管楽器は、本来リペア工房に出すと最低でも1週間は預けることになります。

場合によっては2週間かかることも。

そして持って行ったり、郵送したりするのがまためんどくさい。

年に最低でも1~2回は全体調整をした方が良いのですが、

ついついほったらかし、

ずいぶん吹きにくくなっているのに、

自分の練習不足のせいだと思い込む、

というのは、よくある話ではないでしょうか。

教室を始めたことをきっかけに

ちょっとした修理が自分で出来たら

生徒さんの楽器も診てあげられるなぁ、

こんな便利な事はないんじゃないか、

と思っていました。

そんな時、クラリネットの先生をしている親友から

「はる、リペアの勉強しちゃいなよ。」の後押しで、

これはもうやるしかない、

よし、出費がかかってもいいからやってみよう!

と動き出したのでした。

思っていた以上に奥深い管楽器リペアの世界

永井さんに講習の承諾をいただき、まずはじめの指令は道具集め。

普段、DIYすらほとんどしないので、

コーナンのどこに工具が置いているのかもわからず、ひたすらウロウロ。

管楽器リペアに使う工具は、ドライバーひとつとっても太さや長さが特殊なため

ネットでなければ手に入らないものもありました。

講習では、まず楽器の解体、組み立てから。

自分の楽器ですが、はじめはやっぱり緊張します。

これが他人の楽器を扱うとなると、どんだけ神経つかうねん、、、

でも、楽器の仕組みがよくわかって、すごく楽しい作業でした。

普段は道具に執着がない私ですが笑、

より自分の楽器に愛着を持った気がします。

他にもタンポ交換、コルクのはり方、調整の仕方、を教えていただきました。

とても1回の講習ではできるものではありませんが、

講習を受ける前よりは、恐れずに楽器に手を加えることができるようになりました。

とにかくまずは自分の楽器で実戦しながら、

成功失敗を繰り返すしかありません。

私には永井さんという心強い味方もできたので、

少しずつ腕を上げていくつもりです。

とにかくご親切丁寧、かつ分かりやすく講習をしてくださった

管楽器リペア工房リズム&ハーモニー の永井さんに

講習を引き受けていただいて感謝しています。

ちなみに永井さんはサックス吹きでもおられるんですよ。

サックスのリペアははる音楽教室へ

サックスのリペアははる音楽教室へ、

と大手を振ってはまだまだ言えませんが

サックスをお持ちの方で、修理にお困りの方がおられたら

楽器を持ってお越しください。

場合によっては 管楽器リペア工房リズム&ハーモニーさんにお送りもいたしますので

お気軽にご相談くださいませ。

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